ピロリ菌検査・除去

ヘリコバクター・ピロリ菌とは?

胃がんリスクを高める細菌です

ヘリコバクター・ピロリ菌とは胃の粘膜に棲む細菌で、胃・十二指腸潰瘍や慢性胃炎になりやすくなるほか、胃がんリスクを高めるとされています。
WHO(世界保健機関)は胃がんの約8割はヘリコバクター・ピロリ菌と関連していると言っています。

胃がん予防のために検査・除菌治療を受けましょう

現在、ヘリコバクター・ピロリ菌と胃がんの関連性が指摘されていて、胃がん予防のために検査・除菌治療を受けることが推奨されています。
ヘリコバクター・ピロリ菌に感染している人と、感染していない人を比べた場合、5倍程度のリスクがあると言われています。
ヘリコバクター・ピロリ菌がどのように感染するのかはっきりわかっていませんが、口からの感染が大部分であると考えられています。
衛生環境が整っている現在、若年代の間でのヘリコバクター・ピロリ菌の感染率は低減していますが、まわりのご家族に感染者がいる場合、若い方でも感染している恐れがありますので、20~30代の方でも一度は検査を受けられることをおすすめします。

ピロリ菌の検査方法は?

ヘリコバクター・ピロリ菌の検査には、内視鏡(胃カメラ検査)を使用するものと使用しないものがあります。

内視鏡を使用する検査

  • 迅速ウレアーゼ試験
  • 鏡検法
  • 培養法

内視鏡を使用しない検査

  • 抗体測定
  • 尿素呼気試験
  • 糞便中抗原測定

当院では胃カメラ検査を行ってヘリコバクター・ピロリ菌の感染リスクが認められる場合には、尿素呼気試験を行って診断します。
ただし、胃薬を服用していたり、食事をした後だったりすると検査できませんので、その場合には抗体測定や糞便中抗原測定を行うこともあります。

ピロリ菌の除菌治療は?

条件を満たせば2回まで保険適用となります

胃カメラ検査によるヘリコバクター・ピロリ菌の検査が陽性で、胃・十二指腸潰瘍、慢性胃炎と診断された場合には2回まで保険適用で除菌治療が受けられます。
除菌治療の方法はお薬の服用で、1日2回、1週間服用します。1回目の治療で除菌できなかった場合は、お薬の種類を変えて2回目の除菌治療を行います。
2回目の除菌治療の成功率は約85%とされていて、1回目の治療も含めると全体で約95%の成功率だと言われています。
※保険適用となるのは2回目までで、3回目以降は自費診療となります

除菌治療後も定期的に検査を受けましょう

治療によりヘリコバクター・ピロリ菌の除菌に成功したからといって、安心はできません。一度でもヘリコバクター・ピロリ菌に感染したことがある方は、除菌治療後も胃がんリスクが高いままだとされています。
ですので、除菌治療後も定期的に検査を受けて胃がんの早期発見・早期治療に努めるようにしましょう。

オンライン診療でもご相談いただけます

ピロリ菌検査・除菌治療のカウンセリング

オンライン診療とは、スマートフォン・タブレットのビデオ通話機能を利用して、来院しなくてもご自宅などで医師の診察が受けられるサービスです。
当院のオンライン診療では、ヘリコバクター・ピロリ菌の検査・除菌治療に関するカウンセリングが受けられます。