コラム

好酸球性食道炎

大阪市北区のたむらクリニックのブログをご覧いただき、ありがとうございます。
「地域の皆様の健康維持に役立ちたい」という思いを胸に、日々診療を行っておりますが、こちらのブログでは病気のこと、検査のこと、そして日々の健康に役立つことなどを発信して参ります。
今回は“好酸球性食道炎”についてです。

 

好酸球性食道炎とは?

好酸球性食道炎とは、好酸球と呼ばれるアレルギー性の炎症を起こす白血球が、食道内に過剰に蓄積することで、慢性的に炎症が続く疾患です。
日本では成人で1万人に2人ほど、小児患者では好酸球性食道炎と診断されたのは10人程度と比較的まれな病気であり、いずれも気管支喘息などのアレルギー疾患を持つ方に多いと言われています。
なお、好酸球性食道炎は、胃や腸に炎症が生じる好酸球性胃腸炎とともに指定難病とされています。

好酸球性食道炎の症状は?

好酸球性食道炎の主な症状には次のようなものがあります。

・嚥下困難:食物や唾液を飲み込む際に痛みや不快感を伴ったり、食物がつかえたりする場合があります。
・胸部痛:胸に痛み、胸やけを感じることがあります。
・吐き気や嘔吐:食道の炎症が進行すると、吐き気や嘔吐が起こることがあります。

好酸球性食道炎の原因は?

好酸球性食道炎の正確な原因は明らかになっていませんが、特定の食品や花粉、カビなどに対するアレルギー反応が、炎症を引き起こす1つの要因であると考えられます。
また、遺伝的な要因として、同じ家系内において発症のリスクが高まるとの報告もあります。

好酸球性食道炎の治療方法は?

原因となる食物中のアレルゲン(アレルギーの原因物質)がわかっている場合には、アレルゲンとなる食品を排除した食事療法が行われることがあります。
また、胃酸を減らすプロトンポンプ阻害薬や、ステロイド薬、免疫抑制薬が使用される場合があります。

好酸球性食道炎は慢性的な疾患であり、患者様の症状に合わせた適切な管理が必要となります。
早期の診断と治療により症状の改善と生活の質の向上が期待されますので、気になる症状がある場合はお気軽に大阪市北区のたむらクリニックへご相談ください。

体調のことで気になることがあれば
たむらクリニックまで

Facebook
Official SNS